稀記

坂口美紅です。

#平成最後のいちごオレ

平成が最後の日になってしまったらしい。

そんな今日はアルバイトをしておりました。

どんな1日だったか、

 

働く店内、お母さんと手を繋ぐ女の子の背中に赤いマントがはえていました。

「とタタッ」っと駆ける後ろ姿、サラリと舞った長い髪と赤いマント。

錯覚なのか、現実なのか、真実はどちらでも良いけれど、

平成最後の日に、眼前2秒、永遠のヒーローが見えました。

 

彼女について書こうと思った時、女の子と呼ぼうか少女と呼ぼうかを考えた。

この出来事をメモにとる時ふと、つっかかったのです。

この時初めて、私の頭に女の子と少女との使い分けがある事を認識した。

それは平成最後の日の事でした。

 

 

それから、今日もボールペンを忘れました。

ボールペンが無くとも、せめてシャープペンシルくらいは常に持ち歩いているのですが、

それも、忘れてしまいました。

勝手に借りたボールペン、凄く書きやすい。

書きやすすぎて、文字は暴れる暴れる。

 

配達してくれている佐川急便さん

前より少し、親しい音で話してくれる。

 

従業員の休憩室へ入ると、そこでは沢山の戦友達が休息をとっていました。

 

自販機のパンは売り切れ、いちごオレは準備中。

平成最後の昼食に、菓子パンを求めて迷い無くこの自販機に向かった人々をどこか愛しく思い、

売り切れでは無く準備中のいちごオレに、

次の休憩で、

と口元を緩めました。

 

また働いて、良く疲れてまた休憩室、

良く冷えたいちごオレを無事手にした私は、星を得たマリオでした。

 

定常的では無い「どうしても」という本日の好物は、特別格別です。

 

 

平成最後の日、

こんな事がありました。

令和最初の日も、その次の日もそれなりに、何かあるのだろうな。と思います。

 

そうしてきっと、数十分後には皆んな叫ぶのです。

ハッピーニューエラ〜( ✌︎´ ▽ ` )✌︎

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