稀記

坂口美紅です。

白身に塩コショウ

久々の日曜日。昼間窓を開ける季節

父がくしゃみをした
外を歩く誰かにくしゃみがうつった

 

15 ,16 ,17
親子3人が階段を数えながらのぼっている
幸せな数字

近所のイオンに行くだけ
でもいつも以上に身だしなみを整えてみた。前髪はオイルでアレンジしたりなんかしちゃったりして。


自転車ではなく徒歩を選んでみた。

 

夕方から一歩 外に出ること。

自分にしか分からない努力

あーあ、誰か褒めてくれないかなーなんて

いつもやれって話で、


あ、分かった。久々にブログ書いて分かった。
ブログを書くと、なんでもない事が少し特別な事になるんだ。
書かないと、途端に毎日がスルスルすり抜けていくんだ。
やはり文章って特別なんですね。

 

久々の日曜日。

11:00にだらしないと起こされ、地元の美味しいパン屋さんのパンを食べる。家族4人で、久しぶり。

目玉焼きがあった。私はどうやら素麺と目玉焼きが好きだ。

荒れに荒れた自部屋を片付ける。服をたたみ続ける。

好きな音楽をかけながら。

こまめにベッドに倒れながら。

久しぶり。

 

そして一歩出た夕方。

久々に嗅いだ夕方。

友達2人に誕生日プレゼントを選ぶ。

 

人へのプレゼントは本当に難しい

 

私の中で沢山の会話をしながら、選択肢が増えたり減ったりを繰り返しながら、

目指すゴールはたった一つ、喜んで欲しい

それだけなのに、マラソンの様だ。

 

弟と合流して父の日のささやかな貢ぎ物選び、時間が無いと焦った矢先目に付いたものでしっくり。短距離50m走。

 

帰り道、歩道に音楽を流しながら

徒歩で来た私は自転車の弟を歩かせる。

 

向かいからワゴン車が走ってくる。

小・中学校、姉弟それぞれでお世話になった塾の先生。

手を振って止める。

 

久しぶり。また遊びにおいで。

 

ぽけーっと生きている私にも、いつの間にか久しぶりの人が居て、懐かしいと思い出す記憶も増えていた。

 

休日って面白いな。

そうそう、私はここに住んでいたんだと思い出した。

 

寝床じゃなく居所に感じた私の6畳

少し片付けたからまたしばらく大丈夫だ

 

年中ぶら下げてある風鈴が鳴る季節。

思わず おー!と声をあげた。

 

またこうして過ごそう

 

良い休日

 

散ッ

 
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