またね
劇団白の鸚鵡
「盗みは夜半の月のように」
無事終演致しました。
もう一度あの世界に戻りたいと思うけれど、いつかはあの結末に辿り着くのかなーと。
B班のラストが終わって、千秋楽前舞台の上で雑談しているA班の皆を見て、
あ、もうあそこから出てきてしまったんだ。
もうそこには交じれない。と感じました。
一足先に寂しかった。
羨ましかったよ
昨日はとても良い夕暮れを過ごした。この上なく心地良い開けた風に、薄オレンジの景色に至る所に反射した夕日。
この景色、稽古前もしくは後に観たらどれだけパワーを貰えるだろうかと思ったら、
今ただ眺めているのが凄く勿体ないと思ってしまった。
もどかしさで少し泣きそうになった。
家までの最後の乗り換え電車、気付いたら眠っていて、外を見ると真っ暗だった。私はあの夕方を、移動に使ったんだ。
ぼーーっとした。
こんなに、役を友達だと思った事は無かった。だから最後の開演前は彼女とさようならなのかという思いで、気を抜けばポロポロ零れる状態だった。
いや、何酔ってんねんて思われるのかな。
でも初めての事実なんですよね。
彼女を大切にしてくれる周りの誰よりも、私が一番大切に思ってるんだって思ったんです。
何だか愛しくて苦しくて忙しかったんです。
また笑われたかな。笑って下さい。
事実だから仕方が無いです。
ダブルキャスト!を凄く感じたなぁ。
とても良い存在だった。
ありがとう。
当日パンフレットの自己紹介、
母には
あんたの文意味分からん
と言われました。
御来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。予定を空けて時間を作ってもらう事、働いたお金を頂く事、足を運んで頂く事、どれだけ有難い事か。
スタッフの皆さん、A班B班の皆さん。
今回参加出来て私は幸せでした。
いつかまた
以上、散ッ!