稀記

坂口美紅です。

宿敵音響妖怪ポポーン

駅で電車待ち、
ポーン。ポーン。と等間隔に鳴る音は、別に気まずく無い相手との会話も、気まずい間を埋めてくれている様な演出をしてくる。
ポンポン鳴ってる間に喋るのもなんだし、鳴ってない間に少し話すと、ポンポンが始まる。お互いその音を聞く。間を支配される。
存在感が凄い、宿敵の話。


日本人は親切をし慣れていない
というより一人の時間が多いので、突然人と関わった時の反応が何とも言えない。

ベビーカーを押した家族連れの子供がおしゃぶりを落とした。横を歩いていた女性が咄嗟に拾った。
日本人は咄嗟に動ける。
女性は子供におしゃぶりを渡し、両親に感謝され
若干目を見られないまま、別に大した事じゃないですと言いたそうに会釈をし、ズレていないヘッドホンを直し、表情を固めたままこちらに歩いて来た。

本当に何とも言えない表情だった。
ちょっと良い事をした事にニヤケてはいけない。あくまで平常心と、むしろ深刻な顔をしていた。
んああ!!となった。
もう少し柔らかい空気の可能性あったよ?と思ったりした。
でも実際私もそんな感じになるんだろうな。

せっかくの出会いなのに、
心の肥やしにするか、それとも
大いに心の肥やしにするか

感じるには常に膝の力を抜いておかないと


口内炎が痛い。

・小中学校で買ったオーバーオールが古着となって良い感じ(👊 ˙-˙ )
・今日のご飯は兵庫県名物かつめし らしい
カタルシスを辞書でひいた。今日の稽古でカタルシスを感じた。
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