目玉焼きは塩水のお味
お母さんになった同級生に会いました。
赤ちゃんと、その子のお母さんも。
20歳なんですよね、同級生だから。
私、ハタチって若いと思うんです。だけど目の前に毛のフサフサした赤ちゃんが居て、
同級生はこの子を産んだんですよ。
不思議で仕方がない、
さっきバイバイした後ろ姿。
服屋さんに入って、
姿見に映った私はチンチクリンで、
どう睨めっこしても、その手に子供は居ませんでした。想像出来ない。そして私はいつまでも子供のつもりで居る事を再認識する。
一番に考えるのは、もう自分の事じゃないんだ。何よりも優先すべきというか、しようと思えるものがある。そしてそれは責任でもある。生を背負うという大きな責任。
さっき会ったあの子はもう、母親。
産むって、
なんだ、
産む。
命を
産む。なんなんだ
………………………あかんもう未知数。
頭パンク。知恵熱でそうですわ。
考えたって到底分からない。辿り着かない。子供と共に育つんだろうな。お母さんも一緒に逞しくなって行くのだろうな。
なんだろう、
やっぱり出産って、特別な事ですね。
そういや、
その子にいじめられてた事もあったなぁ。。。今全っ然関係無いけど、
いやあるな、ある事にする。
小学生の私には一大事だった。もはや歴史
だけどそんな事も流れて行く程、母の背中は格好良かった。
まあ電気ショックが流れたというお話でした。散ッ!
イチローとお揃い朝カレー
風呂上がり、朝6:00の自室。
開いた窓から香る静かな風、グレーがかった薄水色の。
朝6時のサイレンが鳴り響きます。
どこから聞こえているのか分からないくらい遠くから。
まるでオオカミの遠吠えのように反射しながら繋がっていきます。
ひらひらしたレースのカーテンの揺れは贅沢で、この遠吠えを聴いているのは私だけ。
ひんやりした空気を吸い込み、ニヤつきながら布団へ。
ずるずるずる。。
ふふ、
だらしないなぁとニヤケながら
ずる、
今日はお出かけしようと決めて布団へ
そんな始まり方の日
一年中吊るしてある風鈴が活躍する季節、
の朝です。
もう夜ですけど。
旬じゃなくなると、書いても何だか嘘をついてるみたいで書けなくなるので、今日のうちに。
だから夜ですけど、朝の思い出を
よし、散ッ!
我慢しなくていいよが宣伝文句のポテトは魔人
同じ授業を受けている女性。
みるみると女子力が上がって行く。
帽子をかぶったり、アクセサリーをつけたり、選ぶ服も明らかに違う。明らかに。
私はそれに気付いて、一人ウキウキしている。
何だか嬉しくなる。
気付いてる人は居るだろうか、
今日はミニスカートを履いていた。
何だかよく分からないけど、私は嬉しい。
少しずつ女性として外との扉を開けていく彼女を見て、私も頑張るぞと思う。
何がキッカケだったんだろう。気になるなぁ
昨日久々に美容院に行き、とても素敵にして頂いた。
一つ気付いたが、私はやはり鏡の自分の見た目で心持ちが変わる。中身とのギャップが大きいと、外に合わせようとして疲れる。
鏡越しの自分をキャラクターとして捉えているらしい。
また少し自分の心持ちが変わった。
中身の衣替えが始まった。
18:30の帰宅。明るい。最近日付変更直前続きだった。心の中に言葉の浮かぶ余裕が無い毎日だった。
18:30の帰宅。嘘みたいだ。何をしてるのだろう私はと思った。
真っ暗だった帰り道に色々なものが見える。懐かしい記憶。小さい私が駆け回っている
空を見ながら歩いた。目から伝わる空の触り心地や質感を考えていた。
あれは大きな細い賢い毛の長い犬の毛だ。
あれは毛の詰まった羊
あれは昔のペンについてる羽
色んな感触があった。
やっと余裕が出てきた、何かが帰ってきた気がした。
やはり文章にすると、少し特別な日だった様な気がする。
久々の今日は、このくらいで散ッ!!
白身に塩コショウ
久々の日曜日。昼間窓を開ける季節
父がくしゃみをした
外を歩く誰かにくしゃみがうつった
15 ,16 ,17
親子3人が階段を数えながらのぼっている
幸せな数字
近所のイオンに行くだけ
でもいつも以上に身だしなみを整えてみた。前髪はオイルでアレンジしたりなんかしちゃったりして。
自転車ではなく徒歩を選んでみた。
夕方から一歩 外に出ること。
自分にしか分からない努力
あーあ、誰か褒めてくれないかなーなんて
いつもやれって話で、
あ、分かった。久々にブログ書いて分かった。
ブログを書くと、なんでもない事が少し特別な事になるんだ。
書かないと、途端に毎日がスルスルすり抜けていくんだ。
やはり文章って特別なんですね。
久々の日曜日。
11:00にだらしないと起こされ、地元の美味しいパン屋さんのパンを食べる。家族4人で、久しぶり。
目玉焼きがあった。私はどうやら素麺と目玉焼きが好きだ。
荒れに荒れた自部屋を片付ける。服をたたみ続ける。
好きな音楽をかけながら。
こまめにベッドに倒れながら。
久しぶり。
そして一歩出た夕方。
久々に嗅いだ夕方。
友達2人に誕生日プレゼントを選ぶ。
人へのプレゼントは本当に難しい
私の中で沢山の会話をしながら、選択肢が増えたり減ったりを繰り返しながら、
目指すゴールはたった一つ、喜んで欲しい
それだけなのに、マラソンの様だ。
弟と合流して父の日のささやかな貢ぎ物選び、時間が無いと焦った矢先目に付いたものでしっくり。短距離50m走。
帰り道、歩道に音楽を流しながら
徒歩で来た私は自転車の弟を歩かせる。
向かいからワゴン車が走ってくる。
小・中学校、姉弟それぞれでお世話になった塾の先生。
手を振って止める。
久しぶり。また遊びにおいで。
ぽけーっと生きている私にも、いつの間にか久しぶりの人が居て、懐かしいと思い出す記憶も増えていた。
休日って面白いな。
そうそう、私はここに住んでいたんだと思い出した。
寝床じゃなく居所に感じた私の6畳
少し片付けたからまたしばらく大丈夫だ
年中ぶら下げてある風鈴が鳴る季節。
思わず おー!と声をあげた。
またこうして過ごそう
良い休日
散ッ
オレンジの猫じゃらしとバク
口から出た言葉や文字は段々と身体を離れていく。しかし放った責任は一生付いてくる。
少し前に書いた文章を読み返す時そう感じる。
覚えていないけど、これは自分の口から出た言葉なんだなーとその事実だけはあって、変に客観的になる。
今の私は、ぜんぶぜんぶ今までの私と繋がっている。私の後ろにほそーーい糸が沢山伸びてここに居る。
へんなの
夢日記は特に凄い。最早怖いノートだ。
目が覚めてもなお、余りに記憶に残っていたら、覚えている絵と説明をノートに書くようにしている。何コマ漫画みたいに。
誰の体験でもないのに、読み返すと遠い体感が蘇ったりする。
あ〜、あったな〜。とか思う。
変な記憶。
後々読み返した時の為の娯楽だから、出来る限りのクオリティーで書くとなお良し。
前の舞台が終わった後に、今から千秋楽という夢を見た。
小屋に着いたらすぐ本番で、気持ちを準備する時間は無いし、舞台裏では疲れたお婆ちゃん達が開演まで寝転がっているし。
気分転換に外に出れば母と祖母が、広い駐車場を荒い運転でこちらに向かってきて、ニヤニヤ私を見て通り過ぎていった。
早く中に入ってねと声をかけて、もうすぐ開演なので私も中に戻ると、
私の出るきっかけはとっくに過ぎており、
急いで舞台へ出て、6つのランタンに火を灯そうとするが、どうもつかない。
よくよく見ればランタン達は
ぜんぶ消臭力だった。
頑張ればなんか灯せる気がしたけど、できなかった。
とまあこんな感じで、他人の夢の話ほど手持ち無沙汰になるものはありませんよね。
しかし本人はとても楽しいのです。
早くこれも絵日記にしなきゃ
おほほほほ
夢はどこから引っ張られてくるか分かりませんね。
だけどきっかけは自分の中にしかないというのがまた楽しい。
今夜は夢を見るでしょうか、
起きている私のどこから何を取ってくるのでしょうか。
少し楽しみに今日を過ごします。
いい天気です。
では、散ッ!!!
in front of 吊り革
習慣でなくなる事が、忘れる。への近道
ブログ忘れていました。
格言出してみましたが、ただ忘れていました。
今朝6:00に起きてお風呂に入り、6:28のバスに乗った。
私はスーパーマンだ。
髪の毛はびちゃびちゃだが、それでもスーパーマンだ。
ふと思った。
こんな風呂上がりのモジャモジャさえヘアセットに見える人間になりたい。
誰も疑わない。まさか風呂上がりだなんて
うわー、良いな。
何か得してるなそれ。
お風呂入ったらカッコイイが付いて来る。
ウェット感のあるセットなんて田舎ではしないから、お洒落度も上がる
……いやちょっとタンマ、
田舎でウェット感のあるセット…………
を知っている人がそんなに居るかな。
あー、 盲点だった。
田舎ではウェットなセットですら
風呂上がりなんだ。。。。
私の吊り革前に座る女性が申し訳なさそうに、シュッシュッと
顔に化粧水を振りかけている。
私は しみこめー、しみこめー、と念じている。
朝からマスクをしたびちゃびちゃワカメは、人のお肌の潤いを願っている。
しかし、
お洒落ワカメでこそ無いが、初めに言った通り今朝の私は超スピードスーパーマンだった。それがメイン、ディッシュ。
書いている過程でお洒落になれない事が分かってしまったから、
お姉さん、オデコにもう少し化粧水を
昨日終点に着いても尚寝ていたら、女性がトントンッと起こしてくれた。顔も見せずに自分のタイミングで、背中だけ残して。
お母さんを感じた。
母だ。今のは母親の気遣いだった。
まだ扉の開く前だったのに、一瞬の気遣い。
温かい目覚め
そして今日、
今私は寝ぼけて乗り換えを間違えました。
走れば間に合う。
大抵の事は、走れば間に合う。
こうして今日も始まった。
残念ながら朝ご飯のある朝では無かったが、良い天気だ。
よし、散ッ!!
またね
劇団白の鸚鵡
「盗みは夜半の月のように」
無事終演致しました。
もう一度あの世界に戻りたいと思うけれど、いつかはあの結末に辿り着くのかなーと。
B班のラストが終わって、千秋楽前舞台の上で雑談しているA班の皆を見て、
あ、もうあそこから出てきてしまったんだ。
もうそこには交じれない。と感じました。
一足先に寂しかった。
羨ましかったよ
昨日はとても良い夕暮れを過ごした。この上なく心地良い開けた風に、薄オレンジの景色に至る所に反射した夕日。
この景色、稽古前もしくは後に観たらどれだけパワーを貰えるだろうかと思ったら、
今ただ眺めているのが凄く勿体ないと思ってしまった。
もどかしさで少し泣きそうになった。
家までの最後の乗り換え電車、気付いたら眠っていて、外を見ると真っ暗だった。私はあの夕方を、移動に使ったんだ。
ぼーーっとした。
こんなに、役を友達だと思った事は無かった。だから最後の開演前は彼女とさようならなのかという思いで、気を抜けばポロポロ零れる状態だった。
いや、何酔ってんねんて思われるのかな。
でも初めての事実なんですよね。
彼女を大切にしてくれる周りの誰よりも、私が一番大切に思ってるんだって思ったんです。
何だか愛しくて苦しくて忙しかったんです。
また笑われたかな。笑って下さい。
事実だから仕方が無いです。
ダブルキャスト!を凄く感じたなぁ。
とても良い存在だった。
ありがとう。
当日パンフレットの自己紹介、
母には
あんたの文意味分からん
と言われました。
御来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。予定を空けて時間を作ってもらう事、働いたお金を頂く事、足を運んで頂く事、どれだけ有難い事か。
スタッフの皆さん、A班B班の皆さん。
今回参加出来て私は幸せでした。
いつかまた
以上、散ッ!